・豊富な資源が支えるインドネシアの経済
急成長を遂げる東南アジア圏経済で日本が最も注目する国がインドネシアです。
その経済成長はGDPに顕著にでており2001〜2009年までの1600億ドル〜5393億ドルにまで急成長。2013年度にもおいても15位というまだまだ成長の余力を残した地域でもあります。
基本産業は植物油の原料などの1次産業ではありますが、旧宗主国のオランダ・そして太平洋戦争時に日本も拠点にしたことからわかるように、石油・ゴム・その他鉱物資源を豊富に抱える地域でもあります。
これらの豊富な資源を有しなおかつ人件費が安いことから世界各国の製造業の拠点があることもインドネシアの特徴ともいえるでしょう。
・求められるインフラなどの整備と海外企業の協力
ヨーロッパ諸国の各種生産業・特にアパレルや紡績関連の企業が多いのもインドネシアの特徴といえます。
低賃金で使える労働力が多いことから労働者が酷使される環境もあり一部社会問題化しているのも昨今の現状でもあります。
インドネシアは急速な近代化と経済発展を遂げてはおりますが、残念ながら交通などのインフラ整備が非常に遅れている現状があります。
この部分において日本からの経済協力と技術供与が急ピッチで進んでおり、それに伴う求人や人員確保が多く発生しております。
また資源運用に関するプラントなどでも日本企業の進出が著しく、土木や建築における技術者が多く求められている傾向があります。
