最近はクラウドの業務系システムが、無料で使えるようになってきた。
クラウド業務システムでおすすめはここ
クラウド業務は、たくさんのメリットのある非常に便利なサービスですが、注意しなくてはいけない点もあります。
それは何かというと、全てのサービスや業務をクラウドに頼りきってしまうと、万が一の時に全く身動きがとれなくなってしまうということなのです。
顧客管理や給与システム、会計業務、オンラインストレージ、メールなど、クラウド業務で行える社内の業務は数知れません。
しかし、それらを全てクラウドのみで管理しているとどういうことが起るでしょうか。
どこからでも社内システムにアクセスでき、いつでも必要な時に必要な情報が引き出せるというのは非常に便利です。
しかし、便利だからこそ、それが絶たれてしまったときに大きな問題になってしまうのです。
例えば、パソコンが1台壊れたとします。その場合も、データはクラウド上ですから安心ですね。
別のパソコンからアクセスすれば良いだけの話です。
しかし、停電や回線トラブルで社内からインターネットにアクセスできなくなったらどうでしょうか。
全ての社内業務が止まってしまいますよね。
また、顧客に連絡を取ろうにも、顧客データすらクラウド業務で管理しているために電話番号がわからないなんてことにもなりかねません。
それから、クラウド業務を提供している会社側の問題が起こる場合もあります。
サーバーが突然ダウンしてしまったりした場合、まったく予期しないタイミングで仕事すべてが止まってしまうことになるのです。
また、レアケースではありますが、クラウド業務の提供会社が倒産してしまったり、サービスを終了してしまうということも考えられます。
そうなった場合には、データを移行しなくてはいけませんが、スムーズに作業が終わるとも思えません。
このように、外のシステムに頼り、インターネット上だけで仕事を完結させることは危険もはらんでいます。
ある程度システムが止まっても仕事ができるような環境を作っておく、社内にもデータを取っておくなど、自衛のための工夫が必要です。